ワルシャワ・ショパン空港 WAW：出発とガイド

ワルシャワ・ショパン空港（ワルシャワ・フレデリック・ショパン空港）

ワルシャワ・ショパン空港は、ポーランドの首都ワルシャワにある空港で、ポーランド最大の国際空港です。LOTポーランド航空の本拠地としても機能しているので、日本からポーランドへの直行便が就航しています。またヨーロッパの玄関口として乗り継ぎで利用する人も多い空港です。

ワルシャワ・ショパン空港から市内へのアクセス

フレデリック・ショパンの生まれ育った街ワルシャワは、ポーランドの激動の歴史を物語る街ですが、東・中央ヨーロッパ最大の証券取引所などもあり、経済成長著しい都市としても知られています。ワルシャワ市内の公共交通機関には、電車、トラム、地下鉄、バスの4種類があり、市内外へのアクセスも非常に便利で、効率よく移動できます。また、料金が手頃で運行本数も多いため、利用しやすいのも特徴です。

ワルシャワ空港から市内中心部へは、電車が最も安く便利な移動手段です。電車S2またはS3で市内へ向かいましょう。

電車以外では、175、188、148、331、N32といったバス路線でも空港から市内へ直通でアクセス可能です。電車もバスも、空港からワルシャワ市内中心部までの直通ルートが整備されています。

ワルシャワ空港から市内までどのくらいかかりますか？

ワルシャワ空港からワルシャワ市内中心部までは、約11kmで、電車なら平均20分でアクセスできます。S2線は空港から市内中心部（スレユベク・ミウォスナ方面）まで運行しており、運行時間は午前4時55分から午後11時24分までです。S3線は空港駅からワルシャワ中央駅までを結び、始発は午前5時35分、終電は午後11時40分です。

バスについては、175番が毎日午前4時27分から午後10時58分まで運行しており、15〜30分間隔で空港から市内中心部までアクセス可能です。188番バスも同じルートを夜間運行しています。148番はウルシヌフ地区からプラガ地区を経由し、空港までのルートを午前4時30分から午後10時35分まで運行します。331番バスは午前6時13分から午後5時54分まで運行しており、空港と地下鉄駅を結んでいます。また、夜間はN32番が同じルートを午後11時15分から午前4時49分まで運行しています。

ワルシャワ・ショパン空港にはどのような設備がありますか？

ワルシャワ・ショパン空港には、さまざまな施設とサービスが揃っています。乗客が利用可能な施設はたとえば、両替所やショップ、ベビーケア設備、礼拝堂、旅行代理店、銀行サービス、案内デスク、障がい者支援センター、VIP・エグゼクティブラウンジ、ビジネスサポート、遺失物取扱所、ATM、郵便サービスなどがあります。

また、待ち合わせスポットや展望デッキ、優先レーンや応急手当といったサービスも提供しています。、などが利用可能です。もちろん、ワルシャワ空港内には飲食店、レストラン、バーもあるので、出発前に食事やドリンクを楽しむことができます。

ワルシャワは身体が不自由な乗客もアクセスしやすいですか？

ポーランドの交通システムは、障がいを持つ方に配慮したデザインが特徴です。スロープやエレベーターが整備され、ワルシャワ空港にもサポートセンターと車いす対応の設備が備えられています。ワルシャワ市全体も車いすでアクセス可能で、地下鉄の駅にはエレベーターがあり、車いす用の金属製スロープも設置されています。

バスにおいても、すべての車両が車いすに対応しています。バスには車いす専用のスペースと停車ボタンが設置されているため、降車時にスロープの利用を知らせることができます。さらに、市内を運行する電車の新型車両には、電動リフトと金属製のランプが搭載され、車いすの方も利用しやすくなっています。