カナダは自然の雄大さが有名であり、日本人をはじめ、世界中から多くの観光客が訪れる国です。カナダには農業に平野、広大な山岳地帯、さらには多くの湖や河川。そして最北には北極ツンドラへ続く原生林もあるなど、まさにあらゆる自然を兼ね備えた国で、自然の中に身を置くような、いわゆるキャンプを楽しむ観光客が多く訪れています。もちろん自然だけではなく、バンクーバーやトロントといった世界的に見ても先進的な都市も数多くあり、治安も良いことで知られていますし、複数の民族がまざりあう、まさに多様性を国全体が認めたような国とも言えます。

今回はカナダ旅行を考えていらっしゃる方のために、費用やシーズン、おすすめの観光地などをご紹介いたします。

カナダの基本情報

  • カナダは北米大陸の北に位置する国です。国土のほとんどが北極圏に入っているため、人口の80%はアメリカとの国境からおよそ300km圏内で暮らしています。カナダはたくさんの国から移民を受け入れている多民族国家であり、街中には様々な人種の人が暮らしています。
  • モントリオールやトロントの方が世界的にも有名な都市ではありますが、カナダの首都はオタワです。カナダはもともとフランス系とイギリス系の移民によって作られた国でした。しかし文化の違いから争いが起きてしまい、その争いを止めたのがイギリスのビクトリア女王です。ビクトリア女王は、イギリス領の中心地であったトロント、そしてフランス領の中心地であったモントリオールのちょうど中間地点にあるオタワをカナダの首都と定めました。そのことから、現在もカナダの首都はオタワとなっています。
  • カナダの通貨はカナダドル、補助通貨はセントです。
  • カナダの国土面積は約909万㎢と非常に大きな国であり、日本と比較すると約24倍の広さとなります。カナダの人口は約3700万人で、こちらは日本と比較するとおよそ3分の1ほどとなります。そのため、人が密集していないように思うのですが、前述した通りカナダの国土の大半は北極圏に入っているため、人口の80%がアメリカ国境から近い場所に住んでいるということもあり、大きな都市はとても賑わっています。
  • カナダの公用語は英語とフランス語です。これはカナダがイギリス系とフランス系の民族によって作られた国であるという歴史が大きく関係しています。カナダ全体としては英語を話す人の方が多く、フランス語のみを話す人はあまり多くありません。そしてフランス語を主に話す人はケベック州近郊で暮らしています。
  • カナダにはチップを渡す習慣があります。飲食店などであれば、消費税を足される前の金額に対する15%ほどをチップとすると良いでしょう。基本的に消費税は別で記載がありますので、請求書をよく確認してから計算するようにしてください。他にはタクシーに乗車した時なども10%-15%ほどをチップとして上乗せすることや、ホテルのポーターなどにも1ドル〜2ドルほどを渡すと良いでしょう。日本ではあまり馴染みのない習慣となりますので、慣れるのは少し大変かもしれませんが、カナダでは飲食店などはチップありきで時給が設定されている場合などもありますので、チップに関しては事前に確認をしておく方がよいです。ファーストフード店やスーパーはチップは不要ですので、どうしてもチップの計算をするのが難しいということであれば、お店を選んでから入るというのも良いでしょう。

カナダ旅行の費用について

カナダの物価についてですが、日本と比較すると高い場合が多くなります。もちろん安いものもあるのですが、日本と同じような品質を求めた場合は高くなってしまうと考えていただくと良いでしょう。

例えば外食に関してですが、日本であれば1000円以内で定食屋さんやチェーン店などであれば、いろんな種類の食事を探すこともできるかと思いますが、カナダの場合はそうはいきません。1000円以内で食べることができるのはファーストフードやピザぐらいになります。レストランなどで食事をすれば、食事代にプラスしてチップを支払うこととなりますので、ほとんどのレストランでは1500円以上は支払うことになります。

また、カナダは州によりますが基本的には消費税も高くなります。そのため、実際に表示されている金額だけを見ていて安いと思っていると、会計の時に驚くことにもなってしまいます。

ホテルに関しては他の国と同じような水準となります。数万円以上の高級ホテルも多数ありますしサービスも非常に良いです。1万円前後で中級クラスのホテルに滞在もできますし、特に贅沢をしたいということでなければ充分満足できるクオリティです。ゲストハウスも大都市には必ずあり、シーズンによりますが3000円前後を考えておくと良いでしょう。

どういった観光をするかにもよりますが、ウインタースポーツを楽しむなどであれば宿泊先を含むアクティビティ代は高くなりますので、1日2万円前後は最低でも見積もっておく方が良いかと思います。大都市の街を散歩しながら観光するというスタイルであれば、節約すれば5000円ほどで大丈夫です。

カナダ旅行のベストシーズンと服装について

基本的に一年中寒いカナダですが、観光のしやすい時期をあげるとすれば6月〜9月頃となります。夏といってもバンクーバーの平均気温は21度ほど、トロントやオタワは23度と日本と比べるとかなり涼しいです。ただし、日が暮れると夏といえど寒く感じることもあるでしょう。日中に外出し夜に帰宅する予定の場合は、夏であっても羽織りものを持ってでかけることをおすすめします。

カナダの魅力はやはり自然ですので、目的によってベストシーズンは異なってきます。世界三大瀑布の一つナイアガラの滝であれば、やはり夏が見頃になります。ボートに乗って滝の近くまで行くことができるのですが、びしょ濡れになりますので夏といえど風邪をひかないように気をつけましょう。

また、カナダと聞くとメープル街道を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、カナダの紅葉が美しい時期は10月上旬から中旬頃になりますので、メープル街道の美しい紅葉を見たい方はその時期に訪れるのが良いです。

カナダではオーロラ観測もできます。カナダのイエローナイフでは一年を通してオーロラ観測ができるのですが、夏場はオーロラが発生する可能性は全くないわけではないですが少ないです。ですので、オーロラ観測を目的とするのであれば、寒いですが冬に訪れる方が良いでしょう。イエローナイフでのオーロラ観測はかなり確率が高いので、4泊ほどイエローナイフに滞在する計画で旅行の予定をたてれば、見れることが多いようです。

服装に関しては、1年を通して日本よりもかなり寒い国と考える必要がありますので、夏といえど羽織りものやパーカーなどは持って行く方が良いでしょう。冬は日本で着用している防寒具では耐えきれない寒さ、特にオーロラ観測を目的とするならば、かなり厚手のアウターを用意する必要があります。ホテルによっては防寒具を貸し出してくれる場合もありますので、滞在の時だけ使うということであれば、貸し出しサービス付きの宿泊先を選ぶというのも良いでしょう。

カナダ旅行での注意点

治安が良い国といえど油断は禁物

カナダはとても治安の良い国です。街中を歩いていても危険な雰囲気を感じることはほとんどないでしょう。しかし、悪いことをする人はどこの国にも残念ながらいます。観光客を狙った強盗も発生していますし、ぼったくりなども起きています。どこの国でも言えることですが、夜道の一人歩きはしない、人通りが少ない場所へは行かない、知らない人から声をかけられたとしても無視する、こういった基本的なことを行うことで、トラブルから身を遠ざけることは可能ですので、治安の良いカナダといって油断しないことが大切です。

カナダへのフライトについて

カナダへは日本からの直行便があります。成田空港から、バンクーバーのバンクーバー国際空港まで、エア・カナダが運行しております。コロナ前までは他の都市間でも運行されていたのですが、現在は運行がストップしている状況です。

直行便は早いのですが、値段が少し割高になるため、時間に余裕のある方は乗り継ぎ便を利用されると良いでしょう。

カナダ国内の移動について

カナダ国内での移動は鉄道がおすすめです。バンクーバー、ケベック、トロントなどの大都市の間を結んでおり、ルートによってはロッキー山脈なども見ることができるでしょう。

また、費用を抑えたい方はバスを利用すると良いでしょう。

カナダで大自然を満喫する旅行をしよう

カナダは自然がとても美しい国であり、一年を通して雄大な景色を楽しむことができる国です。治安も良く、情勢も安定しているため、落ち着いた旅行を楽しみたい方にはとてもおすすめしたい国です。

カナダは国土が非常に広大ですので、移動が大変に思うかもしれませんが、鉄道が発達していますので苦にはなりません。Omioであれば出発地と目的地と利用日を入力すると、鉄道やバス、そしてフライトの検索結果がすぐに表示されます。

旅程や予算に合わせた便を予約することも可能ですので、是非カナダの旅行を計画される際にご利用ください。

カナダ観光の交通手段を事前チェック