ロサンゼルス, CA発→San Diego, CA行きのAmtrakの列車

鉄道でロサンゼルスからサンディエゴへ行こう

カリフォルニア州第2の都市サンディエゴは、メキシコとの国境に近く、多彩な海岸線を持つ大都市です。有名なウォーターフロントや素晴らしいサーフビーチ、動物園や海洋生物センター、伝説のジェットコースター「ジャイアント・ディッパー」などがあります。街そのものが旅行先として人気があるだけでなく、国境を越えてメキシコのティファナへ旅をする際の拠点ともなっています。

ロサンゼルスからサンディエゴへは、南カリフォルニアの海岸線を走るAmtrak（アムトラック）のPacific Surfliner（パシフィック・サーフライナー）が毎日運行されており、北部からの観光客、サーファー、ビジネスマンたちを直通列車で運んでいます。早朝から深夜まで、ロサンゼルスのユニオン駅から多くの列車が出発しており、所要時間は約2時間50分です。ロサンゼルスからの列車は、サンディエゴのオールドタウンとダウンタウンにある、歴史あるサンタフェの2つの駅に到着します。

ロサンゼルスからサンディエゴへは、1日に20本近い列車が運行されており、いずれもAmtrak（アムトラック）が運営するPacific Surfliner（パシフィック・サーフライナー）の路線を走行しています。ロサンゼルスのユニオン駅を出発した列車が到着するのは、サンディエゴのオールドタウン駅かサンタフェデポ駅のいずれかの駅です。所要時間は約2時間45分〜3時間で、始発は午前6時頃にロサンゼルスを出発し、午前9時頃にサンディエゴに到着します。

最終列車は夜10時20分頃に出発し、到着は翌日の午前1時15分頃です。この時間の列車は、オールドタウン駅とサンタフェデポ駅のどちらの駅にも停まりますが、サンタフェデポ駅はオールドタウン駅より少し南にあり、到着までにプラス10分ほどかかるでしょう。いずれの列車も乗り換えはなく、目的地まで同じ列車に乗って移動できます。

Omioでサンディエゴ行きの列車のチケットを予約しよう

この路線は到着駅が複数あるため、自分の予定に合ったお得なプランを探すのが大変だと思うかもしれません。しかしOmioを利用すれば、そんな心配は無用です！到着駅やスケジュール、料金、割引プランなど、すべての組み合わせが一目で比較でき、自分の希望に合わせて絞り込むことができます。

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ロサンゼルス発サンディエゴ行きを運行する鉄道会社について

ロサンゼルス－サンディエゴ間を結ぶ列車はすべて、全米鉄道旅客公社(アムトラック)によって運行されています。この2都市を結ぶ唯一の路線が、アメリカで最も車窓からの眺めが美しい鉄道路線と言われるPacific Surfliner（パシフィック・サーフライナー）です。列車はいずれも乗り換えがないため、目的地まで同じ列車に乗ったまま旅を楽しむことができます。

人気の国際路線を利用しよう

ロサンゼルスやサンディエゴからすぐの隣国メキシコですが、Amtrak（アムトラック）南の国境を越えてメキシコへ行くことはできません。ロサンゼルスやサンディエゴから列車で国境を超える旅をしたいなら、カナダを目指しましょう。カナダのブリティッシュコロンビア州のバンクーバーにある、パシフィックセントラル駅を終着駅とする路線に乗り換えれば、Amtrak（アムトラック）で国境を越えられます。

南カリフォルニアからAmtrak（アムトラック）で国境を超える旅をする場合、まずワシントン州シアトルまでCoast Starlight（コースト・スターライト）に乗りましょう。次にオレゴン州ユージーンを起点とし、シアトルに停車するAmtrak Cascades（アムトラック・カスケーズ）の列車を待って乗り換え、バンクーバーまで旅を続けます。これがアメリカ西部から行ける唯一の国際路線の旅のルートです。

列車でサンディエゴに到着したら

アメリカを旅する場合、到着した街で様々な気象条件に翻弄されるものです。しかし、ビーチで過ごすのにぴったりの暖かい晴天に恵まれる可能性が高いサンディエゴでは、その心配はほぼありません。列車にサーフボードや自転車を積み込み、現地に着いたらすぐに海へ飛び込みましょう。

ロサンゼルス発サンディエゴ行きを運行する鉄道会社について

ロサンゼルス発サンディエゴ行きの列車を運行しているのはAmtrak（アムトラック）1社のみ。サン・ルイス・オビスポからサンディエゴまで、カリフォルニアの美しい海岸線に沿ってPacific Surfliner（パシフィック・サーフライナー）という路線を運行しています。すべての列車でWi-Fiを利用でき、ビジネスクラス、カフェカーなども完備。乗り換えがないため、目的地までずっと同じ列車に乗って旅を楽しめます。列車は途中、サンタバーバラ、バーバンク、ロサンゼルス、アナハイム、カールスバッドなど、カリフォルニアの主要都市にも停車します。

ロサンゼルスで友達と楽しい時を過ごそう 出典：Shutterstock

ロサンゼルス発サンディエゴ行きの列車の発着駅について

ロサンゼルス発サンディエゴ行きの列車の出発駅は、アメリカ西部で最大の鉄道駅であるロサンゼルスのユニオン駅です。駅はダウンタウンの北東に位置し、メトロリンク、メトロレール、メトロバスウェイの主要なハブ駅であり、ロサンゼルス大都市圏全域からアクセスしやすくなっています。駅構内には、メトロポリタンラウンジ、セルフサービスのキオスク、チケット売り場、トイレ、ATM、公衆電話などの設備や施設が揃っています。

ロサンゼルス発サンディエゴ行きの列車の到着駅は、サンディエゴにあるオールドタウン駅とサンタフェデポ駅の2つです。オールドタウン駅は、サンディエゴのオールドタウンから徒歩圏内にあります。ホームのみの駅のため、トイレなどの設備はありません。サンタフェデポ駅は、サンディエゴのダウンタウン中心部にあり、サンディエゴ・トロリー、コースター、サンディエゴ・メトロポリタン・トランジットシステムが乗り入れています。また、ロサンゼルス－サンディエゴ間では、アナハイム、アーバイン、オーシャンサイド、カールスバッド、ソラナビーチにも停車します。

カリフォルニアで人気の旅のルート

Amtrak（アムトラック）は、カリフォルニアを南北に移動する人気の路線をいくつか運行しています。カリフォルニア州で最も人気のある路線の1つが、オーバーンからサンノゼまで運行されているCapitol Corridor（キャピトル・コリドー）です。この路線では、デイビスなどの象徴的な場所に停車し、人気のレストラン「ドス・コヨーテ」を訪れ、名物の「ボーダー・ブリトー」を楽しむことができます。料金は約5,100円で、所要時間は約3時間15分です。

もう一つの人気路線は、バスケットボールチーム「キングス」の本拠地である、州都サクラメントからベーカーズフィールドに向かうSan Joaquin（サン・ホアキン）です。所要時間は約6時間45分、料金は約4,600円となっています。これまでに見たことのないような西部の景色を楽しみたいなら、カリフォルニア州エメリービル（サンフランシスコ近郊）を出発し、イリノイ州シカゴへ向かうCalifornia Zephyr（カリフォルニア・ゼファー）を利用しましょう。所要時間は約52時間、料金は約39,000円です。

カリフォルニアから別の州へ旅をしながら、デイビス、ローズビル、トラッキーなどの有名な街を見たいという人には、カリフォルニアを走るもうひとつの人気路線、Coast Starlight（コースト・スターライト）がおすすめです。この列車はロサンゼルスからワシントン州シアトルまでを結び、所要時間は約34時間、料金は約18,000円となっています。また、ロサンゼルスからシカゴまで、Southwest Chief（サウスウェスト・チーフ）で向かうという方法もあります。料金は約32,000円、所要時間は約43時間です。

ロサンゼルスでの仲間と楽しく過ごす人々 出典：Shutterstock

ロサンゼルス発の人気路線

ロサンゼルスとサンディエゴを結ぶ路線は、Pacific Surfliner（パシフィック・サーフライナー）のみです。朝6時頃～夜10時20分頃まで、1日に9本の列車が運行されています。ロサンゼルスからは、Coast Starlight（コースト・スターライト）、Pacific Surfliner（パシフィック・サーフライナー）、Southwest Chief（サウスウェスト・チーフ）、 Sunset Limited（サンセット・リミテッド）、Texas Eagle（テキサス・イーグル）など、多くの人気路線の列車が出ています。特にSouthwest Chief（サウスウェスト・チーフ）は、フラッグスタッフ、ラスベガス、カンザスシティなどの有名な街に停車し、アメリカ西部開拓時代を体験できる、大変人気のある路線で、全行程の所要時間は約48時間です。

知っておこう

ロサンゼルスからサンディエゴへ向かう列車では、列車の右側に座ることで、太平洋とカリフォルニアの海岸線の素晴らしい景色を楽しむことができます。サンディエゴ・パドレスの試合や名物料理を楽しむために、サンディエゴのダウンタウンを訪れるなら、サンタフェデポ駅で列車を降りましょう。サンディエゴ観光をスムーズにスタートさせることができます。なお、平日と週末では、列車の本数や発車時刻がやや異なるため、事前に確認しておきましょう。

列車でサンディエゴに着いたら－旅を楽しむためのヒント

暖かい海辺の心地よい砂浜に一日寝転んで、こんがり日焼けするまで過ごしたい。海に飛び込んでサーフィンをして波を楽しんだり、海岸沿いを泳いだりしたい。サンディエゴを訪れる理由は人によって様々でしょう。サンディエゴはアメリカの隠れた宝石と言える場所であり、全米で最も住みやすい街のひとつとして評価の高い街でもあります。アメリカの大都市でありながら、自分たちのアイデンティティへの情熱を忘れない、緊密なコミュニティの空気が色濃く残る街を楽しみましょう。

常に天候に恵まれていることでも有名なサンディエゴ。20度台半ばの気温と晴天が毎日のように続くため、「この街で一番楽な仕事は天気予報のレポーター」だというジョークがあるほどです。ビーチの種類も多彩で、わざわざハイキングで出かけていくような人里離れた場所にあるビーチ、家族で楽しめるボードウォークのあるビーチ、犬専用のビーチ（マナーを守れば人間も利用可）などもあります。ビーチから離れて過ごすなら、オールド・タウン・サンディエゴにも足を伸ばしてみましょう。

この地はスペイン人による最初の入植地であり、カリフォルニア州内に21あるミッションのうち、最初のミッションであるサンディエゴ・ミッションがあります。メキシコに近いため、本場のメキシコ料理や、メキシコのバハメドスタイルを融合させた料理も楽しめるでしょう。地元のおいしい料理でお腹を満たした後は、ペトコパークでサンディエゴ・パドレスの試合を観戦し、地元の野球チームを応援してください。運がよければ、ライバルチームのロサンゼルス・ドジャースとの試合を観戦することもできるでしょう。サンディエゴを訪れた理由がなんであれ、まず何をするかを決めること、そしてすっかり満足して帰路につくこと、この2点が最も難しいポイントと言えます。「You stay classy, San Diego.(エレガントに、さよなら)」