イタリアは世界遺産の数が世界一の58個あり、毎日多くの観光客が世界中から訪れています。日本人もローマを中心にイタリア各地を旅行する方が多く、観光やイタリア料理を楽しんでいます。
イタリアは縦に長い、長靴のような形をした国として知られていますが、北と南では文化が大きく異なり、景色や食べ物まで異なります。
ローマ帝国時代の遺跡や、美しい自然の景色、可愛らしい村などさまざまな魅力溢れるイタリアですが、今回はその中でもオススメの観光地TOP10をご紹介させていただきます。
コロッセオ
まず最初にご紹介するのはイタリアと聞くと多くの方が頭に思い浮かべる、世界的にも有名な世界遺産コロッセオです。コロッセオは2000年ほど前、古代ローマ時代に建てられた円形状の闘技場です。中央では剣闘士が猛獣や同じ剣闘士と戦い、その姿を観客が眺めるというものでした。また、罪人の死刑を行った場所という歴史もあります。
ローマだけでなく、イタリアのシンボルでもあるコロッセオは周囲527m、高さ48mという非常に大きな建造物で、収容人数は5万人とも言われています。
現在のコロッセオは床部分が崩れているため、当時は見ることのできなかったであろう地下の様子を見ることができます。猛獣が待機していた檻があったり、人力であげるエレベーターのようなものもあったと言われています。
スペイン広場
イタリアのローマを舞台にした映画「ローマの休日」。映画に登場するシーンで大変有名になった観光スポット、スペイン広場を紹介いたします。ローマにあるのにスペイン?と不思議に思うかもしれませんが、137段ある階段がスペイン階段と呼ばれていたことから、そこにある広場の名前もスペイン広場となりました。
実は、階段には正式名称のトリニタディ・モンティティ階段という名前があり、階段を上った先にある教会と同じ名前なのですが、この付近にスペイン大使館があるという理由からスペイン階段と呼ぶ人が増えてきて、今ではスペイン階段という名前が有名になったという経緯もあるようです。
「ローマの休日」に登場した、少し不気味な口を開けた真実の口も実際にローマにありますので、ロケ地を見たい方はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会を訪れると良いですよ。
バチカン市国
イタリアの観光地というと少し語弊があるかもしれませんが、イタリアを訪れるなら必ず訪れていただきたい場所がバチカン市国です。世界で一番小さい国として知られているバチカン市国ですが、実はローマの中心地からトレニタリア(Trenitalia)という列車に乗車してたった15分ほどで到着できるんです。
バチカン市国といえばやはり歴代のローマ教皇がミサを行っている、サン・ピエトロ大聖堂が観光のハイライトでしょう。非常に美しく、巨大なサン・ピエトロ大聖堂には今でも多くのキリスト教信者、そして世界中からたくさんの観光客が毎日訪れています。
内部の装飾や壁画も圧倒的な美しさを誇っていますので、ぜひイタリアを訪れる際にはバチカン市国まで足を運んでみてください。
サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂
ローマからトレニタリア(Trenitalia)に乗車しておよそ1時間、世界遺産に指定されているフィレンツェ歴史地区があるフィレンツェへ到着します。フィレンツェ歴史地区内にあるサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂はその美しさと壮大さからフィレンツェのシンボルにもなっています。
晩年のゴシックから初期のルネサンス様式の建築物で、イタリアの国旗と同じ赤・白・緑の大理石が使用されています。とくに、ファサードと呼ばれる正面部分の豪華さと美しさは心が奪われてしまうほどです。
ピサの斜塔
イタリアの景色と聞いて、コロッセオと同じぐらい思い浮かべる人が多いのがピサの斜塔ではないでしょうか。ピサの斜塔はフィレンツェからトレニタリア(Trenitalia)で1時間ほどの場所ピサにあります。ピサのドゥオモ広場にある鐘楼がピサの斜塔と呼ばれるものです。
1173年に着工された高さ55mの大理石でできた鐘楼で、建設中に地盤沈下がおきて傾いてしまったのですが、傾きを修正することができないまま完成させ、斜めに傾いてしまったのです。現在では大幅な改修工事が行われ、傾きは4度程度となっていますが、実際に見ると4度と言えど明らかに傾いていることを確認できます。
サン・マルコ広場
イタリアでローマと並ぶ観光地といえばヴェネツィアという方が多いかと思います。ヴェネツィアの写真などでよく見る広場が、ヴェネツィアの中心にあるサン・マルコ広場です。ヴェネツィアの主要観光スポットである、ドゥカーレ宮殿やサン・マルコ寺院などに囲まれた広場で、多くの観光客が集まる場所です。
毎年2月から3月頃にかけて行われるヴェネツィアのカーニバルでは、さまざまなイベントを行う会場として使用されており、ヴェネツィアンマスクをつけたマスケラと呼ばれる仮装をした人々が集結します。
青の洞窟
ローマからトレニタリア(Trenitalia)に乗車しておよそ1時間の場所に美食の街として知られるナポリがあります。そのナポリから船で訪れるカプリ島に、この世のものとは思えない美しい景色が見られる場所、青の洞窟があります。
真っ暗な洞穴に入ると一面に見たこともないような青色が広がります。水面が波で揺れる度に青色はさまざまな青に変化していきます。波の高さによっては中に入ることができないため、比較的入りやすい夏場に訪れることをオススメします。
アマルフィ
イタリアには海岸線の崖にへばりつくように建物が並ぶ場所がいくつかあるのですが、映画のタイトルになったこともあり最も日本人にとって有名な場所はアマルフィではないでしょうか。アマルフィはイタリア南部にあり、世界遺産にも指定されています。
世界で最も美しい海岸線とも呼ばれるアマルフィは、カラフルな建物が崖に重なるように並んでいて、本来は無機質な崖に彩りを加えています。夜になると家の灯りがつき、幻想的な景色が目の前に広がります。
アルベロベッロ
次に紹介するのはイタリア南部にある小さな街アルベロベッロです。おとぎ話に登場してもおかしくないようなとんがり帽子型の屋根に白い壁の建物トゥルッリが並ぶ、とてもかわいい街です。
トゥルッリは実際に民家として今も使用されておりますが、お土産屋さんにもなっている為、観光客でも中に入ることができます。中には屋上に登らせてくれるお店もありますので、上からとんがり帽子が並ぶ光景を眺めることもできます。
ランペドゥーザ島
最後に紹介するのは地中海に浮かぶ小さな島ランペドゥーザ島です。ランペトゥーザ島を一躍有名にしたのは、船が空を飛んでいるように見える写真でした。ランペドゥーザ島の水はとても透き通っていて、水中の砂の上に映る船の影が見えるため空飛ぶ船と呼ばれるようになりました。
イタリア各地から飛行機で訪れることができますが、南部にあるパレルモという都市からのフライトが時間も短く、費用も安くてオススメです。
まだまだあるイタリアの観光地
今回はイタリアの代表的な観光地を10ヶ所紹介させていただきましたが、これは本当にごく一部になります。最初にお伝えした通り、イタリアの世界遺産は58個で世界一の数となっています。それだけ歴史的にも、芸術的にも重要な場所がイタリアにはあるということです。
大きな都市であれば1つの都市で3日〜4日ほど滞在しても良いほど、イタリアにはたくさんの魅力が詰まった場所がありますが、時間があまりない方にはイタリアの都市間を結ぶ鉄道、トレニタリア(Trenitalia)を利用して旅行をすると良いでしょう。
Omioでは出発地と目的地を入力すると、鉄道やバス、飛行機の移動方法が確認できます。費用や時間によって並び替えができますので、予算や日程などに合わせてご予約いただければ幸いです。