マドリード発→セビリア行きのAVEの列車

鉄道でマドリードからセビリアへ行こう

スペインの2つの都市を結ぶ列車は、高速列車Renfe AveとRenfeの普通列車を中心に、毎日20本以上が運行されています。マドリードからセビリアへの列車はすべて直通列車です。最速で2時間30分で到着しますが、最も時間のかかる最安値の列車の場合は8時間40分かかります。

マドリード発セビリア行きを運行する鉄道会社について

マドリードとセビリアを結ぶ列車を運行しているのは、スペインの国鉄Renfe（レンフェ）です。この鉄道会社は、2都市間を結ぶ高速列車Renfe Ave(Alta Velocidad Española)も運行しています。高速列車はチケット料金が高い場合が多いので、所要時間とチケット料金を比較して列車を選ぶようにしましょう。列車はすべてマドリードのプエルタ・デ・アトーチャ駅を出発し、セビリアのサンタ・ジュスタ駅に到着します。

レンフェ(Renfe)のマドリード発セビリア行き

マドリードからセビリアまでは、Renfeの普通列車が2本、高速列車Renfe Aveが6本運行されています。高速列車は所要時間が短いため、時間に余裕がない場合にはこの列車を利用するとよいでしょう。列車はすべて直通で、乗り換えの必要はありません。Renfeの普通列車とRenfe Aveとでは、チケット料金が異なるので注意しましょう。追加料金を支払うことで、普通列車からのアップグレードも可能です。チケットにはスタンダードクラスチケット、フレキシブルチケット、ノンフレキシブルチケットがあり、変更または払い戻しにはチケット料金の5％以上の手数料がかかります。

マドリード発セビリア行きの車内サービスについて

マドリード発セビリア行きのRenfe（レンフェ）の列車は、セカンドクラス料金で普通席を利用できます。ただし、追加料金を払ってチケットをアップグレードすれば、コンセントが利用できるなどの特典が付き、より快適な旅を楽しめるでしょう。追加料金を支払うことで、高速列車Renfe Aveへのアップグレードも可能です。この場合チケットは、指定した列車への乗車時のみ有効となります。また、他の列車のチケットに無料で交換するか、チケット料金から5％差し引いた金額の払い戻しも可能です。手荷物は合計サイズが290 cm、総重量が25kg以内であれば、3個まで持ち込むことができます。ペットは体重10kgを超えない犬、猫、鳥、フェレットに限り同乗可能です。ペットは乗客1人あたり1匹までで、介助犬以外の動物の乗車には別途チケットの購入が必要となります。車内には、お体の不自由な方のためのサービスもいくつか用意されています。自転車は、高速鉄道の場合、バッグまたは箱に入れて手荷物の1つとして持ち込みましょう。ただし、Renfe（レンフェ）の普通列車を利用する場合は、特別な梱包は必要なく、所定の料金を支払うことで持ち込みが可能です。

マドリード発セビリア行きの運行状況について

マドリードとセビリアを結ぶ列車は、月曜日から金曜日には1日8本が運行されています。日曜日を除き、始発は朝の7時頃。最終は曜日を問わず、毎日夜の7時頃に発車します。日曜日の始発は朝の9時頃で、それ以外の運行スケジュールは日曜日も変わりません。

マドリード発セビリア行きの所要時間について

マドリード発セビリア行きの列車はすべて直通列車で、乗り換えもありません。最速のRenfe Aveを利用した場合、セビリアには2時間30分で到着します。同じ都市間の移動でも、途中20以上の駅で停車し、より長いルートを走ることになるRenfeの普通列車の所要時間は8時間30分ほどです。Renfeの普通列車は、スペインの美しい風景を堪能したい旅行者にはピッタリの移動手段と言えるでしょう。

マドリード発セビリア行きの列車の発着駅について

出発駅:プエルタ・デ・アトーチャ駅は、通勤電車と地域鉄道の両方が発着するマドリード最大の駅です。駅は街の中心部にあり、バスやタクシーでアクセスしやすくなっています。最低でも出発時刻の20分前には駅に到着しておくとよいでしょう。この駅は、1,200平方メートルを超えるスペースに、植物や熱帯の木々が植えられた屋内植物園でも有名です。駅構内ではWi-Fiを利用でき、荷物預かり所、売店などの施設も充実しています。

到着駅:サンタ・ジュスタ駅はセビーリャの主要駅です。バスやタクシーなど、他の公共交通機関でもアクセスしやすくなっています。駅ではWi-Fiを利用でき、荷物預かり所、売店、レンタカー店などのさまざまな施設が入っています。

マドリード発セビリア行きの格安チケットの購入方法について

チケット代を節約する方法としては、事前予約がもっとも簡単で確実な方法です。また、時間のかかるルートや乗り換えの必要な列車を利用することでも、旅費を節約できます。トラベルパス、学割、シニア割などの割引サービスを利用してもよいでしょう。最も安いチケットでセビーリャへ行くために、スケジュールを柔軟に変更するという方法もあります。

マドリードを出発する

マドリードからセビリアへの列車はすべてアトーチャ駅を出発します。マドリードのバラハス空港に到着した場合、アトーチャ駅へはRenfe（レンフェ）の鉄道サービスまたはマドリード地下鉄を利用して簡単にアクセスすることができます。駅はエンペラドールプラザカルロス5世広場の中心にあり、市内中心部のホテルからも徒歩圏内です。マドリードの地下鉄は朝6時から深夜1時半まで、主要バス網は朝6時から深夜0時まで運行しており、0時以降は夜行バスが運行されています。

列車でセビリアへ向かう

サンタ・ジュスタ駅で降車する乗客は、市街地の北東に位置するAvenida Kansas Cityに到着します。32番バスは街の中心部へ向かい、C1番バスは旧市街地を巡るバスで、所要時間は約20分です。バスは午後11時30分まで運行していますが、夜間のバスのルートは限られています。

セビリアは、ムーア人が暮らした美しい古都であり、スペイン帝国最大の港にもなりました。モスクのミナレットだったヒラルダの塔、アルカサルの庭園、サンタマリア大聖堂の見事な建築が見所です。