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イギリスは四つの国の連合王国なのですが、その中の一つスコットランドの主要都市がグラスゴーです。グラスゴーはエディンバラと共にスコットランドにおける政治、経済の中心となる都市です。
今回はグラスゴーへの旅行を考えていらっしゃる方のために、費用やシーズン、おすすめのお土産などをご紹介いたします。
グラスゴーの公用語、人口、面積、時差、チップなどの基本情報
- グラスゴーはイギリスを形成する4つの国の1つ、スコットランドの主要都市ですイギリス内ではロンドン、エディンバラに次いで観光客が多い都市です。
- グラスゴーでは主に公用語である英語が話されています。しかし、スコットランドにはスコットランド語があり、英語と非常に似てはいますが発音が異なっている場合も多く、聞き取りがうまくできないという方もいらっしゃります。とはいえ、グラスゴーで暮らしている方は基本的には英語を話せますので、旅行中に困ることはほとんどありません。
- グラスゴーの面積は約175平方キロメートルです。東京都の面積が約2194平方キロメートルですので、東京都と比較すると12分の1ほどの大きさとなります。
- グラスゴーの人口は約60万人です。東京都の人口が約1396万人ですので、東京都と比較すると23分の1ほどの人が暮らしています。
- グラスゴーと日本の時差は通常時は9時間となり、日本の時刻から9時間マイナスしていただくとグラスゴーの時刻となります。グラスゴーを含むイギリスでは毎年3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までの期間をサマータイムとしており、その期間は日本との時差が8時間となり、通常期よりも時差が1時間縮まります。
- グラスゴーでは基本的にチップの習慣はないと考えてください。ただし、これはあくまでも「基本的に」ということであり、少し高級なレストランへ行った際などは会計時にサービス料が含まれていない場合10-15%ほど上乗せして支払う方が良い場合もあります。また、ホテルのポーターに荷物を運んでもらった場合には1ポンド程度を渡すと良いでしょう。グラスゴーを含むイギリスではチップは必ず払わないといけないものではありませんが、サービスを受けたことに対する感謝の気持ちとして、少額を渡すと良いでしょう。
グラスゴー旅行の費用について
グラスゴーと日本の物価を比較すると、日本よりも高いと感じるものが多い印象があります。イギリス国内ではロンドン、エディンバラの次に物価が高い都市で、とりわけ旅行者が訪れる観光地の飲食店などは他のお店よりも高めの価格設定になっています。
飲食店やカフェなどは高いですが、スーパーなどで買い物をするのであれば日本より少し高いぐらいの値段で、野菜や肉類を購入することもできます。自炊ができる宿泊先であればスーパーで買い物をして自炊をするのも良いでしょう。グラスゴー内には大きなスーパーが数多くあり、表記も英語ですので買い物はあまり難しくはありません。
宿泊に関しては大手の五つ星ホテルなどは5万円〜10万円、ハイシーズンであればそれ以上となる場合もあります。しかし、四つ星、三つ星ホテルも多くあり、1万円ほどで宿泊できるホテルを見つけることもあまり難しくはありません。
一人で個人旅行やバックパッカーをされる方もたくさんいますので、ゲストハウスもグラスゴーの各地に複数あります。ゲストハウスのドミトリーであれば1泊2千円〜3千円程度で見つかることもあります。ただし中心地のゲストハウスはどうしても高くなってしまうため、少しでも安く宿泊先を探すのであれば、中心地から離れた場所で探す方が良いでしょう。
旅行のスタイルにもよりますが、グラスゴーや周辺の観光地へたくさん訪れるようなスタイルの場合であれば1日2万円前後、節約をしながらということであれば5千円ほどから見積もっておくと良いでしょう。
グラスゴー観光のベストシーズンについて
グラスゴーは年間を通して東京よりも気温が低いと考えていてください。観光のベストシーズンは4月〜9月頃となります。グラスゴーは日本と比べると年間を通して気温は若干低めです。日本と同じく四季はありますが、季節による寒暖の差はあまり大きくありません。
11月から2月までのグラスゴーは天気がよくない日が多く、降水量も増えてきますので観光にはあまり適していない季節となります。ただし、観光客が多くない時期ですので観光地が混雑するということはなく、ホテルや航空券の費用も安くなりますので、混雑を避けたい方やお得に旅行したい方は冬の時期に訪れるというのも良いでしょう。
グラスゴーの交通について
グラスゴーには地下鉄が通っています。ロンドン、イスタンブール、ブダペストに次いで世界で4番目に古い地下鉄で、駅も車両もレトロな雰囲気がありとても魅力的です。
グラスゴーの地下鉄は環状線となっており、外回りと内回りがあります。料金は片道と往復で違っており、往復で購入する方が片道二枚を買うよりも少し安くなります。
空港からグラスゴー市内への行き方
グラスゴー空港
グラスゴーでもっとも大きな空港がグラスゴー空港です。
グラスゴー空港から市内へ行く方法でもっとも簡単なのはエアポートエクスプレスというバスです。市内まで約20分ほどで到着ができ、24時間運行していますので深夜に到着しても大丈夫です。
料金の支払いは車内でバスの運転手から購入する方法と、事前にオンラインで購入する方法があります。グラスゴーの中央駅付近に到着しますので、そこからは地下鉄などを利用して目的地まで移動すると良いでしょう。
グラスゴーで買うおすすめのお土産
タータンチェックのグッズ
スコットランドといえばタータンチェック模様のキルトが有名ですが、スコットランドには「タータン登記所」というものがあり、世界中のタータンチェックが管理されています。街中では様々な場所でタータンチェック柄の布やグッズを見かけますので、お土産として購入すると良いでしょう。キルトの専門店もありますので、マフラーやブランケットもおすすめです。
スコッチ・ウイスキー
スコットランドの代名詞とも言えるのがスコッチ・ウイスキーです。日本でもおなじみのウイスキーですので希少性はあまり高くはありませんが、グラスゴーではウイスキーの専門店がいくつもあり、試飲ができるお店もありますので、お気に入りの味のスコッチ・ウイスキーを探してみてはいかがでしょうか。
グラスゴーのおすすめ観光地
- グラスゴー大聖堂
- 聖マンゴー宗教博物館
- プロバンド領主館
- ジョージ・スクエア
- ポロック・カントリーパーク
グラスゴーの旅行を楽しもう
グラスゴーはスコットランドの中心であり、多くの観光客が訪れる都市です。
グラスゴー近郊には数多くの観光地があり、各地へのアクセスも鉄道に乗車すれば非常に快適にスピーディーに移動も可能です。
Omioではグラスゴーからイギリス各都市へ行く交通機関を簡単に検索でき、予算に合わせた便を予約もできますので、ぜひグラスゴーを旅行する際にはご活用ください。
