世界遺産「モンサンミッシェルとその湾」 出典:シャッターストック
モンサンミッシェルとは
モンサンミッシェルはフランスの西部にあるサン・ワロ湾上に浮かぶ小島と、その上にそびえる修道院の名前です。見た目はお城のようですが修道院で、大聖堂としても知られています。「モンサンミシェルとその湾」として世界遺産にも登録されている、フランスを代表する観光地の一つです。
モンサンミッシェルは今から1000年以上前に建造され、何度もの修復を繰り返して今の形となりました。聖ミカエルの山という意味を持つモンサンミッシェルですが、その名前は、昔一人の司教の夢に大天使ミカエルが現れ、岩山に礼拝堂を建てるよう告げたという話が由来となっています。修道院の頂点を始めモンサンミッシェルのいろいろな場所にはミカエルの像が立っており、今も多くの観光客を見守っています。
ヨーロッパの中でも特に世界中の人を魅了し続ける国といえばフランスです。パリを始め数多くの見どころがあるフランスですが、フランスを訪れたほとんどの方が足を運ぶ場所が世界遺産にも登録されている
このページでは、モンサンミッシェルへの旅行を考えていらっしゃる方のために、モンサンミッシェルへの行き方、費用やシーズン、観光スポットやおすすめのお土産などをご紹介します。
モンサンミッシェルの基本情報
- 【営業時間】モンサンミッシェルの旧市街エリアはいつでも訪れることができます。修道院は、12月25日、1月1日、5月1日を除き、年中無休です。開館時間は、9月から4月までは午前9時30分から午後6時まで、5月から8月までは午前9時から午後7時までとなっています。最終入場時間は閉館時間の1時間前です。
- 【入場料】モンサンミッシェルの旧市街エリアには入場料金はありません。モンサンミッシェル修道院への入場料は、大人13ユーロ、18歳以下は無料です。EU市民またはフランス永住権保持者は25歳まで無料です。
- 【チケット】チケットは9時半から11時、11時から13時、13時から15時、15時から17時、17時から17時55分の各2時間のスロット制で、入場希望の時間帯を選んで購入します。定員に達すると入場できませんので、夏休みシーズンなどは事前にチケットを購入しておきましょう。
モンサンミッシェルへの行き方
パリからモンサンミッシェルへの所要時間は、電車とバスで約3時間半、または直行バスで約5時間半です。
電車とバスで行く方法
パリのモンパルナス駅から高速鉄道TGVに乗車して1時間30分ほどでレンヌへ。レンヌからモンサンミッシェルまではバスで1時間ほどで到着します。全体の所要時間は約3時間半です。高速鉄道の料金は予約時期によって変動し30~60ユーロ程度で、2週間ほど前に予約すると交通費の大幅節約になります。
直行バスで行く方法
パリのポン・ドゥ・ルヴァロワ・ベコン(メトロ3番線駅)からフリックスバスがモンサンミッシェルへの直通バスを運行しています。所要時間は約4時間45分です。バスの料金は予約時期によって変動しますが、30~45ユーロ程度です。
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上空からのモンサンミッシェル 出典:シャッターストック
モンサンミッシェルの主な見どころ
モンサンミッシェル修道院
モンサンミシェル修道院は、ゴシック様式の155メートルの高さの尖塔がそびえ立つ、モンサンミッシェル最大の見どころです。最も高い部分は「ラ・メルヴェイユ(驚異)」と呼ばれており、中世美術の最高傑作とも言われています。モンサンミッシェル修道院の主要部はゴシック様式ですが、さまざまな建築様式が入り混じっており、8世紀以来の歴史の重厚感を感じることができます。
修道院で注目したいスポットは2階の回廊や修道院付属の教会です。220本の優美な花崗岩の円柱が並ぶ回廊は、そこに立つだけで自然と穏やかな気持ちにさせてくれます。
グランド・リュ
モンサンミシェルを観光する上で必ず通るのがグランド・リュという石畳の道です。城壁と平行に走る道で、15世紀から16世紀の石造りの家がぎっしりと並んでいます。
現在では、モンサンミシェル名物のオムレツ屋さんラ・メール・プラールをはじめ、土産物屋、スナック、カフェ、レストラン、ホテルなどが並んでいます。
サン・ピエール小教区教会
15世紀から16世紀にかけて建てられたサン・ピエール小教区教会は、大天使聖ミカエルを称えるステンドグラスの美しい教会です。14世紀の百年戦争の時代には、モンサンミッシェルは要塞として重要な役目を果たしたことから、15世紀に戦争が終結すると大天使聖ミカエル信仰が盛んとなりました。教会の入り口には百年戦争でフランス軍を率いたジャンヌ・ダルクの像がかかげられています。
モンサンミッシェルでオススメのお土産
りんご酒
モンサンミッシェルがあるブルターニュ地方の特産品はりんごです。モンサンミッシェルではりんごをつかったお酒がさまざまな場所で売られています。アルコール度数が低いりんごの発泡酒シードルは、飲みやすくお土産にも人気です。
また、リンゴを原料としたアルコール度数40度以上のブランデーがカルヴァドス。モンサンミッシェルのあるノルマンディー地方特産のカマンベールチーズとの相性抜群です。
クッキー
モンサンミッシェルで最も有名なお土産といえばラ・メール・プラールのクッキーです。ラ・メール・プラールはモンサンミッシェルにあるオムレツ屋の名店ですが、こちらのクッキーが非常に美味しいことで知られています。
クッキーが入った入れ物にはモンサンミッシェルの絵が描かれておりますので、食べ終わったあとには小物入れとして活用するのも良いですね。
パリからモンサンミッシェルへの日帰りモデルコース
モンサンミッシェルへはパリから日帰りで行くこともできます。なるべく長い時間モンサンミッシェルに滞在できる方法をご紹介します。
- 7時30分頃にパリ・モンパルナス駅を高速鉄道TGVに乗車し、レンヌに向けて出発
- 9時30分頃にレンヌ到着。レンヌ駅のバス停からモンサンミッシェルへのバスに乗り換え、9時45分頃出発
- 11時 モンサンミッシェルに到着。グランド・リュを歩く
- 12時 ラ・メール・プラールでランチ
- 13時30分 モンサンミッシェル修道院観光
- 15時30分 グランド・リュのカフェで休憩
- 16時30分 サン・ピエール小教区教会周辺観光
- 18時 モンサンミッシェルからレンヌ駅へ出発
- 19時30分 レンヌ駅からパリ・モンパルナス駅へ出発
- 21時 パリ・モンパルナス駅到着
モンサンミッシェルに関するよくある質問
おすすめのシーズンはいつですか?
モンサンミッシェルを訪れるのであれば、6月〜9月頃がオススメです。夏場のモンサンミッシェルは雨もあまり降らないため、観光しやすい季節です。さらに7月8月は暗くなるのが夜の21時すぎのため、ゆっくりとモンサンミッシェルを観光できます。
モンサンミッシェルは暗くなってからもおすすめ。ライトアップされ非常に美しい光景を見ることがでいます。日帰りでモンサンミッシェルのライトアップを見てからパリへ戻りたい方は、日没時間の早い冬場がお勧めです。
日帰りと泊まり、どっちがオススメですか?
モンサンミッシェルへはパリから日帰りも可能ですが、時間に余裕がある方は是非モンサンミッシェル内に宿泊してください。夜のモンサンミッシェルは昼間とはまったく異なる雰囲気で、とても幻想的です。
でも、モンサンミッシェル内のホテルは高額になりがちなので、レンヌでの宿泊が穴場です。レンヌの街は雰囲気抜群の古い町並みが残りおいしいレストランも豊富なので、1泊してレンヌ観光もおすすめです。
モンサンミシェル大聖堂のチケットはどこで買えばいいですか?
モンサンミッシェル修道院のチケットは、修道院の公式ウェブサイトからオンラインで購入することができます。チケットは9時半から11時、11時から13時、13時から15時、15時から17時、17時から17時55分の各2時間のスロット制で、入場希望の時間帯を選んで購入します。定員に達すると入場できませんので、夏休みシーズンなどは出来るだけ早めにチケットを購入しておきましょう。入場料は、大人13ユーロ、18歳以下は無料です。EU市民またはフランス永住権保持者は25歳まで無料です。
おすすめのレストランはありますか?
モンサンミッシェルの名物料理といえばふわふわのオムレツです。オムレツを食べたい方はラ・メール・プラールがオススメです。1888年から続くラ・メール・プラールは今でも数多くの観光客で列ができる大人気店です。驚くほどふわふわのオムレツをお楽しみください。
世界遺産モンサンミッシェルを訪れよう
フランスを代表する世界遺産モンサンミッシェルには語り尽くせないほどの魅力があります。
パリからは少し離れてはいますが、日帰り旅行でも訪れることができますし、日程に余裕がある方はぜひレンヌやモンサンミッシェルで宿泊をして、じっくり観光を楽しんでみましょう。
