ヨーロッパの中でも中世の景色を今も色濃く残している国といえばドイツです。特にロマンチック街道にある石畳の道とカラフルで可愛い木組みの家や、圧倒的な迫力と美しさを誇る古城を見るために、世界中から多くの観光客が訪れ、素晴らしい景観に感動しています。
また、ドイツ各地で行われているビール祭「オクトーバーフェスト」の時期には日本人だけでなく、世界中からビールと祭を愛する人々が訪れ、大きなテントの中で音楽やダンスと共にジョッキになみなみと注がれたビールを味わっています。
今回は日本でもよく知られている有名なお城や、とっておきの可愛い街など、ドイツで大変人気のある観光地TOP10をご紹介させていただきます。
ノイシュバンシュタイン城
最初に紹介するのはノイシュバンシュタイン城です。ドイツでもっとも有名なお城といえばこのノイシュバンシュタイン城を思い浮かべる方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。ノイシュバンシュタイン城はバイエルン州にあり、今から150年ほど前にできたお城です。ドイツのお城は中世のものが多いので、150年という歴史は比較的新しいといえます。
ノイシュバンシュタイン城といえば、東京ディズニーランドにあるシンデレラ城のモデルとなったとも言われています。また、外観が真っ白の壁である、その美しさから「白鳥城」と呼ばれることもあります。
ノイシュバンシュタイン城はドイツのロマンチック街道の終点の地、フュッセンという町から行くことができます。フュッセンへはミュンヘンからドイツ鉄道(DB)を使い、約2時間ほどで到着できます。
ハイデルベルク城
次もドイツで有名なお城を紹介いたします。ハイデルベルク市に残るハイデルベルク城はドイツで最も有名なお城の一つであり、歴史的にも重要な建物です。
ハイデルベルクの街を見下ろすように丘の上に建つハイデルベルク城ですが、いざ入場してみるとあちこちが崩壊しているのを見かけます。過去にフランス軍が侵攻し破壊したのですが、一部は修復されずにそのままになっています。廃墟のように見えますが、そこにはハイデルベルク城の深い歴史が刻まれているのです。
ホーエンツォレルン城
数多くあるドイツのお城の中でも、ひときわ幻想的な光景を目にすることができるのがホーエンツォレルン城です。ホーエンツォレルン城の別名は「天空の城」で、雲海に囲まれた中に浮かぶ景色がまさにお城が空を飛んでいるように見えるのです。
毎日雲海が現れるわけではありませんし、幻想的な光景を眺めるためには険しい山道を登らないといけませんが、苦労して登った果てに見る景色はとても感動的なものとなるでしょう。
ホーエンツォレルン城へ行くためには、シュトゥットガルトからヘッヒンゲンまでドイツ鉄道(DB)に約1時間30分ほど乗車し、そのあとバスに乗り換える必要があります。
ヴィース教会
最初にご紹介したノイシュバンシュタイン城へ行く際に、一緒に訪れていただきたいのがヴィース教会です。ヴィース教会は草原の中にポツンと佇む、とても小さな教会です。
ヴィース教会の中へ一歩足を踏み入れると、外観からは想像がつかないような美しい装飾が施されているのを目にし、感動するに違いありません。白と金色を基調とした装飾は、まさに天国を想像させるようで、心が洗われるような気持ちになることでしょう。
ヴィース教会には「鞭打たれるキリスト」の像が飾られています。この像なんですが、なんとキリストの目から涙が流れたという奇跡が起きたと言われています。その奇跡の噂は多くの人々へ広まり、現在でも巡礼者の足が途絶えることがありません。
ケルン大聖堂
ドイツにはたくさんの教会がありますが、中でも世界的に見てもその大きさが有名なケルン大聖堂は一生に一度は見ていただきたいです。ケルン大聖堂はドイツのケルンにあり、建設にはなんと600年かかったという大聖堂です。
塔を含めると高さは約157m、横幅は約145mで、ゴシック建築としては世界最大規模の建築物となり、目の前に行くとその圧倒的な迫力に驚くことでしょう。ケルン大聖堂は近づきすぎると全貌がわからなくなってしまうほど巨大なため、少し離れた場所から眺めることをおすすめします。ホーエンツォレルン橋で川の対岸に渡った場所から見る景色が非常に美しく、ポストカードなどにもよく使用されています。
ベルリンの壁
1961年から1989年までの間、ドイツを東と西に分断していた壁がベルリンの壁です。冷戦が終わりベルリンの壁は崩壊したのですが、今でも壁の一部は残っており、様々なアートが描かれています。ドイツの歴史を知る上で、非常に重要な場所でもあり、多くの人々が訪れて歴史に触れています。
ベルリンの壁付近には、博物館や記録を残す建物がありますので、アートが描かれているイーストサイド・ギャラリーを訪れる際に、ぜひ足を運んでみてください。
聖シュテファン教会
次に紹介するのはマインツにある聖シュテファン教会です。聖シュテファン教会は教会の中に入ると全てが青く輝く神秘的な教会です。ステンドグラスが青色で統一されているため、外から差し込む光が全て青色となり、教会内部を青に染め上げます。
ステンドグラスはフランス出身の著名な画家シャガールが手がけたものであり、シャガールの作風がよく出ているため、多くのファンが訪れています。
聖ステファン教会は多くのキリスト教信者の方が今でも訪れ祈りを捧げています。観光客も無料で入場することはできますが、服装や教会内でのマナーなどには配慮をしましょう。
マインツはフランクフルトからドイツ鉄道(DB)でおよそ30分ほどで到着しますので、日帰りで訪れると良いでしょう。
アーヘン大聖堂
数多くの世界遺産があるドイツですが、ドイツで一番最初に世界遺産に指定されたのがアーヘン大聖堂です。アーヘン大聖堂のあるアーヘンはドイツ西部の街です。
アーヘン大聖堂で注目すべきはモザイク画です。柱や天井には金を使用したモザイクが描かれており、その美しさは言葉を忘れるほどです。そしてステンドグラスの美しさも素晴らしいです。「ガラスの礼拝堂」と呼ばれる場所を囲む巨大なステンドグラスは、是非一度見ていただきたいです。
ローテンブルク
ドイツには数多くの絵本に出てくるような可愛い街が存在しますが、その中でも最も有名な街がローテンブルクです。ロマンチック街道の中にあるローテンブルクは、中世ヨーロッパの雰囲気を感じることができる可愛い街で、カラフルな木組みの家が特徴的です。
中でも最も有名な場所がプレーンラインと呼ばれるところで、二股に分かれた道とその道沿いに可愛いカラフルな家が並ぶ景色は、ポストカードや旅行会社のパンフレットなどによく使用されています。
ローテンブルクは小さい街ですので、ミュンヘンから日帰りで訪れると良いでしょう。ミュンヘンからはドイツ鉄道(DB)に乗車し約2時間30分ほどで到着できます。
ネルトリンゲン
最後に紹介するのはネルトリンゲンという街なのですが、このネルトリンゲンは日本で人気の漫画「進撃の巨人」に登場する街のモデルになったといわれている街なんです。ネルトリンゲンの街は円形になっていて、その周りを城壁でぐるっと囲まれたような形状になっているため、巨人から街を守るために作られた壁とよく似ていることから「進撃の巨人」の街のモデルという噂が出て、注目を浴びました。
街のシンボルである聖ゲオルク教会には高さ約90mの「ダニエル」の愛称で親しまれている塔があり、頂上から眺めるネルトリンゲンの景色が非常に美しく、街全体が円形になっていることを認識できます。
ネルトリンゲンまではミュンヘンからドイツ鉄道(DB)に乗車し約1時間30分ほどで到着できます。
たくさんの魅力が溢れるドイツへ行こう
ドイツにはお城や教会、そして中世の街並みが今も残る都市など、様々な魅力溢れる観光地がたくさんあります。
ドイツ国内の移動は鉄道、バス共に充実しています。鉄道であればドイツ鉄道(DB)、バスであればフリックスバス(Flixbus)がドイツ各地を結んでいます。
Omioはドイツ国内の移動を検索するのにもっとも優れたツールですので、ドイツを旅行される際には是非ご利用ください。