クアラルンプール発着長距離バス｜人気路線や料金、現地移動方法、旅行予算など

クアラルンプール発着長距離バス

マレーシアの首都クアラルンプールを起点として、マレーシア国内の都市はもちろん隣国のシンガポールへも頻繁に運行する長距離バス。安全で快適、飛行機に比べて手軽でお得、観光客だけでなく、地元の皆さんにもよく利用される重要な交通手段です。

クアラルンプールの主要発着ターミナル

クアラルンプールの主要バスターミナルはTBS（Terminal Bersepadu Selatan）と呼ばれ、クアラルンプールの市中心部から南へ約10kmの場所に位置しています。 KLセントラル中央駅からは、通勤快速電車KTM Komuterなら16分～18分、KLIA/KLIA2高速鉄道なら10分で到着します。

クアラルンプール発着の人気路線

長距離バスのメリットは何と言ってもその価格。飛行機よりもずっと安く移動できるとあって、観光客にも地元の人にもよく利用される交通手段です。

クアラルンプール発着長距離バス運行会社

クアラルンプール発着の長距離バスは、運行会社によって車内装備が異なります。主要バス会社のサービスをまとめてみました。

エアロライン： エアロライン（またはエアロバスと呼ぶ人も）は、マレーシアとシンガポールの主要都市を結ぶバス会社です。エアロラインのバスは、広々としたビジネスクラススタイルの座席、車内エンターテイメント、無料の軽食を備えた豪華な2階建て。クアラルンプール～シンガポール、ペナン～クアラルンプール、イポー～シンガポールなどの人気路線を快適に、安全に移動することができます。プロのアテンダント、信頼性の高い運行スケジュール、便利な市内中心部のバス停など、ビジネスでも旅行でも快適な移動を求める旅行者に人気があります。

KKKLシンガポール： シンガポールとマレーシア、タイの主要都市を結ぶプレミアム・バス輸送サービスを提供しています。快適な座席、無料Wi-Fi、パーソナル・エンターテイメント・システムを備えた最新車両を用意しています。人気の路線はシンガポール-クアラルンプール、マラッカ、ペナン、ハットヤイなどです。豊富な運行本数と定時運行、お得な運賃、便利なピックアップ場所、プロフェッショナルなドライバーと多言語を話すカスタマーサービスチームなどの点で、観光客やビジネス渡航者に高い人気を誇ります。

サニ・エクスプレス： マレーシア全域で快適な長距離バス輸送を提供しています。クアラルンプールとコタバル、イポー、アロースターなどの北部や東部の目的地を結ぶ路線を専門とし、ゆったりとした座席とWiFIサービスやエンターテイメントオプションを備えた快適なバスを特徴としています。

定時運行、便利なバスターミナルロケーション、徹底した安全への配慮といった点が旅行者に高く評価されています。サニ・エクスプレスは運行本数の豊富さ、移動スタイルや予算に合わせた乗車クラスの設置などで柔軟な移動を実現しています。

クアラルンプール市内の移動法

東南アジア屈指の大都市クアラルンプールをすみずみまで楽しむために、知っておきたい市内移動方法についてまとめました。

市内電車： クアラルンプールの電車には、LRT（高架鉄道）、モノレール、MRT（都市高速鉄道）などがあり、早朝6時頃から深夜まで数分間隔で運行しています。運賃の支払いは、タッチ&ゴーカードのデポジット形式が一般的で、電車もバスも両方使えて便利です。1回の乗車料金は1.2～5.5リンギット（約42円～192円）程度です。

空港から市内への特急電車： 空港から市内へは、KLIAエクスプレスなら約28分でKLセントラル駅まで移動することができます。料金は片道55リンギット（約1920円）です。

空港から市内へのバス： 空港から市内へは、バスで移動することもできます。エアポートコーチバスなら、所要時間は60分、片道11リンギット（約385円）まで抑えることができます。

市内バス： ラピッドKLバスが電車のカバーしていない地域を網羅しており、1回の乗車当たり1～4リンギット（約35円～140円）です。

市内観光無料バス： 市内の観光名所やショッピング街を行き来するGO KLシティバスは無料で利用することができて便利です。

タクシー： グラブが一番よく利用されており、初乗り7リンギット（約240円）程度です。メーター付タクシーは、正規のタクシー乗り場から、またはMyTeksiアプリを利用して余分な料金を取られないようにしましょう。

クアラルンプール発着長距離バスチケット予約もOmioでかんたん

クアラルンプール発着長距離バスのチケットは、各バスターミナルで直接購入するか、バス運行会社などのウェブサイトでオンラインで予約することができます。 Omioなら、クアラルンプールをはじめ東南アジア各国のバスやフライトを一気に比較し、一番お得で便利なチケットを日本語で予約することができるので旅行計画の時間を節約することができます。

Omioのアプリで東南アジア旅行もラクラク

東南アジア旅行の準備中なら、Omioのアプリをダウンロードしておきましょう。旅行計画中も旅行中もOmioのアプリでストレスを大幅に軽減できます。

旅行チケットをまとめて保存： 日本からの飛行機も現地での移動手段も、旅行チケットはすべてまとめてアプリに保存できるから、予約し忘れたり、チケットを紛失する心配がありません。

アプリ限定のディスカウント： Omioではアプリユーザー限定の割引キャンペーンを随時実施しています。お得情報をお見逃しなく！

チケットは印刷不要： Omioで予約したチケットはすべてモバイルチケットとしてアプリに保存されます。アプリはオフラインでも利用できるので、電波状況のあまりよろしくないところでも安心です。

アプリでリアルタイムで運行状況を確認： Omioのアプリなら、バスや電車、飛行機などの遅延や変更情報をリアルタイムで確認できるので、不慣れな旅先の強い味方です。

理由不問でキャンセル可能なOmio Flex： 出発2時間前までなら理由を問わずキャンセルでき、最大70％まで返金されるOmio Flexも利用可能。万が一のためのうれしいオプションです。

旅行の予算

クアラルンプール旅行の一般的な予算をご紹介します。予算や旅行のスタイルに合わせて幅広いオプションが選べるのも東南アジア旅行の魅力。とにかく予算を抑えたいなら、1日あたり約3000円程度で宿泊、食事、移動をまかなうことができます。食事は屋台なら1食150円程度から。レストランや屋台をうまく組み合わせれば、予算を程よく抑えつつ快適に楽しく旅行できそうです。

• 格安旅行 - 1日当たりの予算は80～120リンギット (約2800円～4200円)。宿泊施設はホステルやドミトリー、食事は屋台、移動は公共交通機関を利用します。
• 快適旅行 - 1日当たりの予算は200～350リンギット (約7000円～12400円)。ホテルへの宿泊、レストランでの食事、移動はタクシーとした場合の予算です。かなり快適に過ごすことができます。
• ちょっと贅沢旅行 - 1日当たりの予算は500リンギットから (約17000円～)。高級ホテルや一流レストランでの食事、さらに専用運転手を雇った場合の予算です。
• 食費 - 屋台なら1食当たり5～15リンギット (約150円～470円)で、レストランなら1食当たり25～60リンギット (約900円～2150円) 程度。
• 交通費 - 地下鉄や電車は1～5リンギット (約30円～150円)、配車サービスグラブなら市内の初乗り10～30リンギット (約300円～1080円) 程度。
• 観光地 - 寺院や公園は一般的には入場料無料です。観光アトラクションの入場料は、20～80リンギット (約615円～2800円) 程度です。

クアラルンプールの見どころ

クアラルンプールは、さまざまな文化と近代的なアトラクションが融合したマレーシアの首都で最大の都市です。 クアラルンプールの象徴ともいえるのが、ペトロナス・ツインタワー。展望台やスカイブリッジから息をのむような街の眺めを楽しむことができます。ツインタワーとしては世界最大なのだそう。

クアラルンプールにはイスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教などさまざまな宗教文化施設を訪れることができますが、中でも郊外に位置するヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟は圧巻です。ドーンとそびえ立つ黄金のヒンドゥー像と鍾乳洞の寺院へと続く鮮やかな色合いの階段が特徴的です。 イスラム芸術博物館や国立博物館では、マレーシアの豊かな遺産や歴史について深く知ることができます。

ジャラン・アロー（Jalan Alor） などのエリアでは、マレーシア屋台料理にトライ！ココナッツミルクで炊いたご飯に、ピリ辛のサンバルソース、揚げた魚、野菜や湯で卵などを合わせて食べる「ナシレマ」 や、お肉の串焼きにたっぷりピーナッツソースをつけて食べる「サテ」 などの本格的なマレーシア料理を味わってみましょう。

ブキッ・ビンタン（Bukit Bintang）地区 は、高級ショッピングモールからローカルショップまで、さまざまなお店が立ち並ぶ繁華街で、マレーシアみやげのまとめ買いにもぴったり。バーやライブハウスなども多く、マレーシアのナイトライフを楽しむにもおすすめです。

都市の喧騒とユニークでカラフルな自然の両方を楽しめるのもクアラルンプールの特徴です。そんなクアラルンプールならではの自然散策が楽しめるのが、キャノピー・ウォークウェイのある都市型熱帯雨林、KLフォレスト・エコパーク。キャノピーウォークとは木々のかなり上の方に張り巡らされた遊歩道のことで、まるで空中散歩をしているかのような体験が味わえます。木々と超高層ビルのコントラストはここならでは。ぜひお試しを。

ヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟　出典：シャッターストック

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