イタリアは世界遺産の数が世界一の58個あり、毎日世界中から多くの観光客が訪れています。日本人もローマやヴェネチアを中心に、イタリア各地を旅行する方が多く、ほとんどの方が世界遺産をメインに観光をされています。イタリアと言えばローマ帝国が思い浮かぶほど、非常に歴史的に価値のある遺跡が数多く存在しています。他にも独特な景観を持つ村や、絵に描いたような美しい街など、イタリアの世界遺産は本当に多種多様となっています。今回は数多くあるイタリアの世界遺産の中でも、7つ人気世界遺産をご紹介させていただきます。
1. 古代ローマの傑作 コロッセオ
まず最初にご紹介するのはイタリアと聞くと多くの方が頭に思い浮かべる、世界的にも有名な世界遺産コロッセオです。コロッセオは2000年ほど前、古代ローマ時代に建てられた円形状の闘技場です。中央では剣闘士が猛獣や同じ剣闘士と戦い、その姿を観客が眺めるというものでした。また、罪人の死刑を行われた場所という歴史もあります。
ローマだけでなく、イタリアのシンボルでもあるコロッセオは周囲527m、高さ48mという非常に大きな建造物で、収容人数は5万人とも言われています。
現在のコロッセオは床部分が崩れているため、当時は見ることのできなかった地下の様子を見ることができます。猛獣が待機していた檻があったり、人力であげるエレベーターのようなものもあったと言われています。
2. サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドミニコ会修道院
次にご紹介するのは、誰もが一度は目にしたことがあるであろう、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」が飾られているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドミニコ会修道院です。サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドミニコ会修道院は、ローマからトレニタリア(Trenitalia)に乗車しておよそ3時間で着く、ファッションの都市としても有名なミラノにあります。
「最後の晩餐」はドミニコ会修道院の食堂の壁に描かれたもので、ダヴィンチが1945年から3年かけて完成させました。しかし、ダヴィンチが用いたテンペラ画という画法は湿気や高温に弱いため、完成してからすぐに劣化が始まりました。その後も第二次世界大戦などで屋根が崩れたことにより、壁画にも損傷はありましたが、現在はダヴィンチが描いたものをより近い状態にしているようです。
3. ルネサンス誕生の地 フィレンツェ歴史地区
ローマからトレニタリア(Trenitalia)に乗車しておよそ1時間、世界遺産に指定されているフィレンツェ歴史地区があるフィレンツェへ到着します。フィレンツェ歴史地区にはルルネサンス時代の芸術や文化を見ることができ、中でもサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂はその美しさと壮大さからフィレンツェのシンボルにもなっています。
サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂はイタリアの国旗と同じ赤・白・緑の大理石が使用されています。とくに、ファサードと呼ばれる正面部分の豪華さと美しさは心が奪われてしまうほどです。
そして芸術の町としても知られるフィレンツェには、日本でも大変有名な「ヴィーナスの誕生」の絵が飾られたウフィツィ美術館もあります。
4. ピサの斜塔
イタリアの景色と聞いて、コロッセオと同じぐらい思い浮かべる人が多いのがピサの斜塔ではないでしょうか。ピサの斜塔を含むピサのドゥオーモ広場が世界遺産に指定されています。ピサの斜塔はフィレンツェからトレニタリア(Trenitalia)で1時間ほどの場所ピサにあります。ピサのドゥオモ広場にある鐘楼がピサの斜塔と呼ばれるものです。
1173年に着工された高さ55mの大理石でできた鐘楼で、建設中に地盤沈下がおきて傾いてしまったのですが、傾きを修正することができないまま完成させ、斜めに傾いてしまったのです。現在では大幅な改修工事が行われ、傾きは4度程度となっていますが、実際に見ると4度と言えど明らかに傾いていることを確認できます。
ピサの斜塔で多くの人が写真を撮る時の定番のポーズがあります。倒れてくるピサの斜塔を両手で支えるという遠近法を利用したトリック写真なのですが、とても簡単に撮影することができますので、是非ピサの斜塔を訪れた際には挑戦してみてください、
5. 「水の都」ヴェネチアとその潟
イタリアの中でローマに次ぐ人気の観光都市と言えばヴェネチアです。街中いたるところに張り巡らされた水路がある風景から「水の都」と呼ばれています。ヴェネチアにはビザンチン建築の最高傑作とも言われるサン・マルコ大聖堂、さらにはナポレオンが世界一美しい広場と称えたとされるサン・マルコ広場などがあり、その一帯が世界遺産に指定されています。
ヴェネチアは車の乗り入れが禁止されているため、市民や観光客は手漕ぎボートや小型の船で街の中を移動したり、別の島へ行ったりするのですが、観光客向けに用意されたゴンドラがあり、そちらに乗車するとヴェネチアの街中にある水路を使って様々な場所を巡ってくれます。
ヴェネチアへはローマからトレニタリア(Trenitalia)に乗車し、早ければおよそ3時間30分ほどで到着できます。
6. 世界一美しい海岸線 アマルフィ海岸
イタリアには海岸線の崖にへばりつくように建物が並ぶ場所がいくつかあるのですが、映画のタイトルになったこともあり最も日本人にとって有名な場所はアマルフィではないでしょうか。アマルフィはイタリア南部にあり、世界遺産に指定されています。
世界で最も美しい海岸線とも呼ばれるアマルフィは、カラフルな建物が崖に重なるように並んでいて、本来は無機質な崖に彩りを加えています。夜になると家の灯りがつき、幻想的な景色が目の前に広がります。
アマルフィへはローマからトレニタリア(Trenitalia)に乗車し、早ければおよそ2時間ほどで到着できます。まずはナポリまで行き、一度乗り換えてから行くことになりますので、ローマからの日帰りができない距離ではありませんが、せっかくであればナポリ、もしくはアマルフィで宿泊することをオススメいたします。
7. 泊まれる世界遺産 アルベロベッロのトゥルッリ
イタリア南部にある小さな街アルベロベッロは、おとぎ話に登場してもおかしくないようなとんがり帽子型の屋根に白い壁の建物トゥルッリが並ぶ、とてもかわいい街です。
トゥルッリは実際に民家として今も使用されておりますが、お土産屋さんにもなっている為、観光客でも中に入ることができます。中には屋上に登らせてくれるお店もありますので、上からとんがり帽子が並ぶ光景を眺めることもできます。
アルベロベッロの拠点となるバーリという街へは、先ほど紹介したナポリからトレニタリア(Trenitalia)に乗車し、約3時間50分ほどで到着できます。バーリからアルベロベッロへは同じくトレニタリア(Trenitalia)に乗車し、約2時間となります。
イタリアの世界遺産をめぐる旅をしよう!
イタリアにはローマ時代の遺跡だけでなく、他にもたくさんの歴史深い世界遺産があります。その全てがまさに世界遺産と呼ぶにふさわしいものばかりで、ヨーロッパの輝いた時代の歴史や文化を肌に感じることができます。
イタリア国内はトレニタリア(Trenitalia)とイタロ(Italo)などの鉄道線路が発達しており、移動時間も非常に短く、場所によっては日帰り旅行でも充分楽しめます。
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