ヨーロッパ旅行の穴場、ブダペスト
ブタペストはどこの国でしょう?パッと答えられる人は案外少ないかもしれませんが、ブダペストはハンガリーの首都。もともとはドナウ川東岸のブダとオーブダ、西岸のペストと分かれていた街が1873年に合併したことによりできたのがブダペストです。
まるでタイプスリップしたかのような感覚に陥る、中央ヨーロッパの古都ブダペスト
ドナウ川と言えば、ヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」が有名ですが、そのドナウ川の真珠と称される古都ブダペストの中心地は、1987年には世界遺産にも登録されています。
夕暮れのライトアップが特に美しいドナウ川に架かるくさり橋、荘厳で巨大な国会議事堂や大聖堂は必見ですし、旧市街ではオーストリア・ハンガリー帝国時代の面影を残す大理石や金の装飾品、アンティークのシャンデリアや家具などを今に受け継ぐカフェやレストランも楽しみのひとつ。
西ヨーロッパ諸国に比べ、物価も比較的安いブダペストには温泉文化もあり、誰でも気軽に天然温泉を楽しむこともできます。
観光名所は旧市街に集約されているので、1日か2日あれば十分楽しむことができ、チェコやドイツ、オーストリア旅行と組み合わせて訪れるのもおすすめです。
ブダペストの基本情報
ブダペストはハンガリーの首都であり、ハンガリーの政治・経済の中心となる大都市です。
- 通貨: ハンガリーの通貨はフォリントで、ユーロではありません。ブダペストではカード決済できる場合がほとんどですが、市場や小規模店舗などでは使用できないことがあります。少額を現地で両替しておきましょう。
- 言語: ブダペストの公用語はハンガリー語ですが、主要観光地ではほとんどの人は英語を流暢に話すことができるので、ハンガリー語が話せないことで困ることはほとんどないと考えていただいて大丈夫です。
- 面積: ブダペストの面積は約525平方kmです。東京都の面積が約2194平方kmですので、東京都と比較すると4分の1ほどの大きさです。
- 人口: ブダペストの人口は約172万人です。東京都の人口が約1396万人ですのでおよそ8分の1ほどの人口となっています。面積に対して人口密度はそれほど高くありません。
- 時差: ブダペストと日本の時差は通常時は8時間で、日本の時刻から8時間マイナスしていただくとブダペストの時刻となります。ヨーロッパでは毎年3月の最終日曜日から10月の最終日曜日までの期間をサマータイムとしており、その期間は日本との時差が7時間となり、通常期よりも時差が1時間縮まります。
- チップ: ブダペストではチップの習慣があります。サービス料などが含まれていないレストランではマナーとして合計金額の10%程度を上乗せして支払うことが一般的です。ファーストフード店やウェイターがいない飲食店では必要はありません。タクシーのドライバーやホテルのポーターに荷物を運んでもらった際などにも200フォリントほど渡すと良いでしょう。
ブダペストのシンボルのひとつ、ハンガリーの国会議事堂
ブダペスト旅行の費用について
インフレ気味とはいえ、ハンガリーはヨーロッパの中でも比較的物価が安い国です。ブダペストはハンガリーの中ではまだ物価が高いのですが、それでも西ヨーロッパ諸国と比べるとレストランや交通費などはかなり安く済みます。
観光地にあるレストランで食事をしドリンクを1杯飲む程度なら2000円前後、観光地から外れた場所であればそれよりさらに安く食事をすますこともできます。キッチン付きのアパートに宿泊するなら、ブダペスト中央市場で地元の食材を買って試すこともできます。量り売りで好きな分だけ買うことができますので、レストランで食事するよりは安く済みます。
ホテルはオフシーズンなら1泊1万円程度で宿泊できますが、ホリデーシーズンとなると割高になります。アパートタイプなら1泊5000円程度から探すことができますし、ドミトリーなら1泊2000円程度の物件も見つかります。
旅行のスタイルにもよりますが、ブダペストや周辺の観光地へたくさん訪れるようなスタイルであれば1日2万円前後、節約をしながらということであれば6000円ほどから見積もっておくと良いでしょう。
ブダペスト観光のベストシーズンについて
ブダペストのオススメ観光シーズンは5月〜10月頃です。特に7月8月のブダペストは日照時間も長く、気温も暖かいため夜も外のオープンテラスで食事ができるなど、様々な楽しみ方があります。旅行のハイシーズンにはなりホテルの値段もあがりますが、ブダペストには宿泊施設がたくさんありますので、ハイシーズンといえどそこまで高すぎる値段にはなりません。
ハンガリーは温泉が湧く国としても知られているのですが、特に有名なのが屋外にあるプールのようなセーチェニ温泉です。温泉の温度は20度〜40度と幅広いのですが、夏の間はプールも屋外の開かれていますので、ぜひ訪れてみてください。
ブダペストの冬は大変寒さが厳しく、12月から2月までは0度前後になる日も多くあります。しかしこの時期はオフシーズンとなり、観光客があまり訪れなくなります。ブダペストには美術館や大聖堂も多いため、オフシーズンにゆっくりと見るのも良いでしょう。また、オペラ観劇にも最適のシーズンとなります。
冬にしか出会うことのできない美しい光景が待っています
ブダペストの交通について
ブダペスト市内の交通は地下鉄、トラム、水上バス、登山電車など様々な手段がありますが、主に利用することになるのはトラムと地下鉄です。
チケットは1回券、乗り換えができるトランスファー券、シングルチケット10回券、24時間乗り放題券など様々な種類があります。ただ、ブダペストのチケットはルールが様々あり非常にややこしいのが難点です。
そこで乗り放題の「トラベルカード」を購入しておくと便利です。トラベルカードには24時間乗り放題や、72時間乗り放題があり、空港とブダペスト市内間+電車やバスが乗り放題になります。
空港からブダペスト市内への行き方
ブダペスト空港
ブダペスト空港は正式名称をリスト・フェレンツ国際空港といい、ブダペストに最も近い空港で、多くの国際線が発着しています。
空港からブダペスト市内へは直通バスである100E系統のバスに乗車するのが最もオススメです。停車駅はKálvin tér M駅、Astoria M駅、Deák Ferenc tér M駅ですのでこの近くに宿がある方には大変便利です。ただしこちらは乗り放題チケットやトラベルカードは利用ができません。
お得に移動をしたいという場合は200Eバスに乗車し、地下鉄M3号線に乗車するという方法が良いでしょう。こちらであればトラベルカードが利用できます。
ブダペストでしか買えない、おススメお土産
アカシアはちみつ
ブダペストだけでなくハンガリー全土の名産品として有名なものがアカシアはちみつです。非常に濃厚で芳醇な甘さが特徴的なはちみつで、口の中に入れると優しい花の香りがします。癖がなく非常にまろやかな風味のはちみつですので、パンに塗ったり、紅茶にいれたり、様々な用途を楽しむことができますのでお土産にオススメです。
パプリカパウダー
ハンガリーの伝統的な料理は赤いパプリカを使用しているものが非常に多いです。日本では高級なパプリカパウダーですが、ハンガリーでは非常に安く購入ができ、スーパーや市場、小さい商店などどこでも目にします。スープやシチュー、サラダやお肉にかけて食べるだけでもハンガリー風の料理になるので非常にオススメです。辛口と普通タイプがありますので、お好みの方をお選びください。
カロチャ刺繍
ハンガリーの伝統的な手芸様式であるカロチャ刺繍は、季節の花々をモチーフにしたカラフルでノスタルジックなパターンが特徴です。刺繍を施したトートバッグやハンカチは一枚ずつパターンが違っていて、世界に1つだけのお土産に。中央市場などで販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
ブダペスト、押さえておきたい名所
マーチャーシュ教会と漁夫の砦
このエリア一帯が世界遺産に登録されており、建物の美しさもさることながら、丘の上からブダペストの旧市街が見下ろせる絶景ポイント。時間がないならここだけでも訪れておきたいスポットです。
くさり橋
ブダペストの東西をつなぐくさり橋は、広々としていてお散歩にもぴったり。昼間は広大なドナウ川の光景が楽しめますし、夜は少し離れた場所からの夜景もきれいな橋です。
ブダペスト中央市場
19世紀末にオープンした歴史あるブダペスト中央市場では、ハンガリーの伝統食材や地元の新鮮な野菜や肉をその場で試食することができます。ここではカードが使えないことが多いので、フォリント札を持参していきましょう。
セーチェニ温泉
国会議事堂から電車やトラムで20分ほどの公園内にあるこの温泉は、ブダペスト市民の憩いの場。38度くらいのぬるま湯にのんびり浸かるスタイルです。屋外の温泉だけでなく、施設内の温泉もあるので、一年中楽しむことができます。
穏やかでのんびりした大都市ブダペストを楽しもう
ハンガリー最大の都市であり首都のブダペストですが、西ヨーロッパの大都市と比べると街全体が非常に穏やかで、どこかのんびりした空気が流れており、ゆったりした気分で観光を楽しむことができる街です。
19世紀の面影を色濃く残す街並みや建造物、地元産の食材満載で活気あふれる市場など観光地がたくさんあり、さらにヨーロッパでは物価も安いという点も非常に嬉しいですね。
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